新しい時代の幕開け
2011年、日本で大きな地震があり、そしていくつかのターニングポイントを経て、私たちは自分のハートにあった導きに従ってみようと決意しました。それは「私たちはどこから来て、どこへ行くのか」という目的へと旅をすることでした。言葉通り、私たちは世界中を「旅」をすることとなりました。それが私たちの探求の道だったのです。 ー引用元「about us」
目的地を知らない苦しさ
あーすじぷしーの本に書いてあるように、専門学生と社会人だった2人は、いつも拭い切れない苦しさを内に持っていました。
その苦しさの原因のひとつは「目的地」が確かではなかったことです。
「この人生が一体何のために、そしてどこへいくためにあるのか」
それを知らないまま進む旅路は、深い森に迷い込んだように混沌としています。
社会が提示している目的地にしがみつくこともできますが、真実でない目的地は、必ずどこかで辻褄が合わなくなります。
身体や心は外側の声を聞き続け、自分をも騙し続けるでしょう。しかし内側の奥深くからは、違う声があなたを呼ぶのです。それは真実の呼びかけです。
全ての人の中に真実はあり、それは遠い過去から現在、未来へと普遍に変わることがありません。真実はそこから呼びかけているのです。
真実の普遍性
私たちが真実の上に、どのような目的地を設定しようと、人生は真の目的地への旅路であることの事実は決して変わりません。
中には、そんなの真実ではない!と主張する人もいるかもしれません。
人生に目的なんかない。という人もいれば、みんなそれぞれ好きな目的でいいじゃないか。という人もいるかもしれません。
信じたくない人、信じられない人、受け入れられない人、受け入れたくない人、またごく稀に、その真実を待っていた人など様々な人がいるでしょう。
しかし、すべての人にとっての「死」のように、どんなにそれが受け入れ難くとも、私たちには変えられないことがあるのです。
自分は絶対死なない!と思っている人で、死を免れた人はいるでしょうか?どのように主張しようと、どのように考えようとも、人間がいずれ死ぬという真実は変えられません。受け入れるか受け入れないかは、本人の問題であって、個人の見解が死という事実に何の影響も及ぼしません。
そのように、”全ての人間には等しく唯一の目的があり、それは「私は誰か」を知ることである”という真実は、誰にも変えようがない真実なのです。
新しい時代の到来とは?
近年、新しい時代がやってくると言われています。水瓶座の時代、風の時代、愛の時代…様々な美しい名前がつけられ、私たちをワクワクさせました。しかし、実際はどのような時代が来るのでしょうか?時代が私たちをひとりでに自由にしてくれるのでしょうか。
今までは、ある意味で空白の時間のようなものでした。神様が与えたほんのひとときの空白の時間ー。人間には何千年ですが、何億年という宇宙の時間から見ると、ほんの数分の出来事でしょう。
「私が戻ってくる間、正しく生きるのですよ。
目的を見失ってはいけませんよ。人に対して悪さをしてはいけません、頭で悪いことを考えてはいけません。心でもいけません。欲をかいてはいけません。人のものを欲しがってもいけません。嫉妬や卑しさ傲慢さプライドで心を汚してはいけません。真の目的地へときちんと歩くのですよ。私は必ず帰ってきます。帰ってきてあなた方がどう生きたかを必ず見ますよ。」
そう言い残し少しの間留守にしていた先生が、ついに帰ってきたようなものです。これからがその時代なのです。これらはもちろん詩的な例えですが、私たち人間の、ある意味自由な空白の時間が終わりを告げました。
では何の時代が幕を開けたのでしょうか。
太陽の前を覆っていて見えなくしていたぶ厚い雲が消え、ようやく真実という太陽が顔を出しました。太陽の下では、誰が何をしているのか、どこがどんなふうになっていたのか、汚れているのか綺麗なのか、明るい日差しの元、すべてが明らかになります。それは自分も世界も含めてです。

そのような時代が幕をあけたのです。
外側の世界の崩壊
これから世界は、どんどん複雑に、そして私たちが想像もできないような展開へと進んでいきます。
私たちはどのような世界に住んでいたのか、社会とは何だったのか、人間とはなんだったのかを益々目の当たりにすることとなります。
私たちが信じ耳を傾け続けてきた外側が崩れ、ついに私たちが内側の声に耳を傾ける機会がやってきました。私たちが、何が真実で何が真実でなかったのか、この人生とはなんのためにあったのか、対面する時がきたのです。
私たちは長い長い輪廻の中で、人間の唯一の目的地を忘れ彷徨い歩いていました。
輪廻という永久の海に漂い続けることを「永遠」と呼ぶのは間違いです。それは間違った真理です。
本当の真理とは、私たち人間は唯一の目的のために生まれ、その唯一の目的は自分を知ることであり、その「自分」とは、この身体でも心でも魂でもない、永遠不滅のそれであるという真実、ただひとつです。
すべての人がその唯一の目的地へと歩き出す時代が、ついに幕を開けました。
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