Hrdayart
hṛdaya+Art
“フリダヤート”とは、mahoshonoが描くアート作品であり、<ハートの真実がアートをつかって表現されたもの>という意味の造語です。「フリダヤ(hrdaya)」とはヒンドゥー語でハートという意味です。それと「アート(Art)」が組み合わされています。
ハートとは、心臓でも心のことでもありません。「あなたは誰ですか?」とたずねられたとき、誰しも「わたしはー、」と自分の名前を言いながら、頭や耳ではなくむねの中央に手をあてるように、だれもがここに「わたし」がいると無意識に知っています。そして、「わたし」がいる場所こそがハートなのです。古いインドのヴェーダンタの聖典には、ハートにはスペースがあり、そこには逆向きのハスのつぼみがあると言われています。そしてそのつぼみの輝きが、この世界を明らかにしているのです。それゆえ、人間唯一の人生の目的「わたしは誰か」という真実は、この世界を照らすハートの中でのみ知ることができ、宇宙がどのように始まりどのように広がったのかというような、この世界の真実も、ハートの中でのみ知ることができます。
フリダヤートは、「ハートの中の世界」と、目の前に広がる「実在の世界」という一見反対の世界が、実は同一であるという真実を描いた作品たちです。
ART and MESSAGE Gallary
額つき絵画
絵の雰囲気も、エネルギーも原画と同じようにー。
「額付きの絵画」は、原画に最も近く製作された絵画です。
ジークレーという技法を使った、原画に最も近い複製方法を採用しています。
原画の雰囲気を損なわず、原画のエネルギーをそのままのせられるように、時間をかけて選んだ版画屋さんと、1枚1枚、何度も校正を重ね制作しています。なので、原画と見分けるのが難しいほど、原画に忠実で、微細な色合いや水彩の広がりまでも丁寧に表現されています。原画と同じように、絵や色で描かれているエネルギーは、それぞれの内なるハートへとダイレクトに繋がらせてくれます。
mahoshonoの作品は、イマジネーションや想像力で描いたものではなく、ハートの真実を表現したものです。真実であるがゆえに予言的であり、時には啓示的でもあります。知識でも目でもなく、あなたのハートがそれを理解するでしょう。
フリダヤート・カード
フリダヤ・カードはハートの開発の役割をもっています。これらの絵や文をみたとき、胸のおくにとびこんでくる感じや、これらの絵がとても親しく感じるのは、私たちが物理的な目ではなく、ハートの目で見たときの体感です。私たちの本来の目は「ハートの視点」です。「ハートの視点」は、この世界に住む、国・人種・言語がちがうすべての人びとは、ただひとつの神性から生まれたことを知っています。そのすべての人たちが、同じ故郷からやってきたことも知っています。私たちが日常とよぶ生活は、神様が創られたこの大宇宙の壮大な目的と一緒であることも、ハートは知っているのです。それが「ハートの視点」です。
フリダヤートカードは、私たちの視座(この世界の見方)を本来の「ハートの視点」へと連れもどしてくれます。私たちのハートの目は、人生のさまざまな経験より培われたものの見方でおおわれ、長らく使われていませんでした。ハートの視点は私たちの内と外に叡智と愛を見つけることを可能にしてくれます。
(仕様 ポストカードサイズ/表:絵 裏:メッセージ/高精度スキャン・高級紙を使用)
Artist Message
maho shono
子どものころから、私には「色の世界」と「現実の世界」という2つの世界がありました。学校の宿題で絵日記を描けと言われた時も、「色の世界」と「現実の世界」、どちらを描けばいいのか迷いました。子どもから青年、大人になり、精神的な探求を続けるうちに、私がみている「色の世界」は、肉眼で見たものや、心や感情から来るものでもなく、ハートから見た世界であることに気がつきました。
目でみている世界はどんどん変わっていき、私たちが同じ状況を体験しても、心や考え方のちがう人たちが集まれば、多種多様な現実が生まれます。
しかし、ハートから世界を見たとき、真実はひとつしかないのです。私たちが「現実」と呼ぶ、良いことも悪いことも含めたさまざまな状況の中に、ただひとつの真理が絶えず流れているのです。それは、見えないし、聞こえないし、嗅げないし、触れることができません。しかし、私たちの感覚を超えたところに、それは確実にあるのです。そして、その世界(真実)をのぞくき込むことができるのは、ハートからのみです。
ある日、人生の中で起こった興味深い体験が、私に教えてくれました。
私たちの現実は誰にも気づかれないようにベールで覆われていて、そのベールがはためくと、突然向こう側が見えるようになるのです。向こう側には、すべてが黄金色に輝く風景が広がっていて、まるですべてに溶けていくような世界です。しかし、ベールが閉じると、何事もなかったかのように「現実」と呼ばれる感覚器官の世界へともどっていきます。まるで記憶喪失になったかのように、私たちはベールの向こうの世界を忘れてしまうのです。
しかし、本当はこの世界は分離しているのではなく、ひとつしか存在しません。そう、金色の、すべてが金色の世界、つまり永遠の真理と永遠の友が存在する美しい唯一無二の世界が、すべてなのです。
これらの絵は、真実であるがゆえに予言的であり、時には啓示的でもあります。また、時空を超えたポータルであり、宇宙科学であり、宇宙言語でもあるのです。
直接理解するのは、あなたの知識でも目でもなく、あなたのハートです。