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- 2022年6月4日
アンテナ2.5次元
探求の友のひとりである彼は、よく「人間らしいな〜」という言葉を使っていました。 それは、人の弱い部分、見栄っ張りな部分、自分さえと思ってしまうこずるい部分…などが垣間見えた時、「人間らしいな〜」という言葉を嬉しそうに使うのでした。 私たちは、人のそのような部分を「人間らしさ」と表現することがあります。 それは「人間は完璧ではない」という意味ですが、そのほかにも「そうだよね、みんな持ってるよね、そうゆう汚れ。」という、自分だけではないんだという安堵感も含まれています。 人間は誰しも完璧ではありません。 本当の自分を思い出すまで、全ての人がどの地点にいようが、まだ辿り着いていないことは同じなのです。 しかし、それを免罪符にしてはいけません。 私たちの本性は、愛そのものです。例え、今は汚れがついていようと、元々は白いハンカチです。 「人間らしい」という言葉は、私たちはもともとが汚れのついたハンカチなんだ、だからそれでいい、という無知からきています。 「人間らしい」で喜んでしまうとき、自分もそれでいいんだという間違った肯定からくる安心感なのです。 友人の