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不純な「良い」思い
ただひとつの動機を持つ時、それは「純粋」な思いです。
2つ以上の気持ちを持つ時、それを「不純」と呼びます。
例えば「本当の自分を知りたい」「それを職業につなげなければいけない」「そして自分は多くの人に知られるべきだ」….と考える人は、探求自体が目的ではなく、他の2つが目的なのです。
「本当の自分を知りたい」というただひとつの思いを持つ時にだけ”本当の自分”は明らかになります。
自分の変容やスピリチュアリティーの向上が、世界全体を変えることは確かです。世界は個人の変容なくして変わることはありません。しかし、スピリチュアリティーの向上や「よい活動」によって、自分は多くの人に知られなくてはいけない、と考えるのは間違いです。それは私たちを間違った目的地へと連れて行きます。
目的地に辿り着くには?
大事な仕事、試験会場など、確実に目的地へたどり着く必要がある場合、私たちは特に集中します。カーナビや地図アプリなどを使って、「目的地」が合っているかをまず確認しなければいけません。そして真っ直ぐにその場所へと向かう必要があります。途中で、あそこも寄りたい、美味しそうなお店がある、なんて寄り道している場合ではありません。
そのように、目的地に正確に確実にたどり着くには、「目的地が合っているのか」「目的地だけに集中しているか」が大事になってきます。
この2つが揃って、初めて出発することができ、この2つがあるのなら確実に目的地へとたどり着くでしょう。
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